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この第31戦闘攻撃飛行隊は、アメリカ海軍で現在運用されている中で２番目に古いという歴史を持つ飛行隊です（いちばん古いのはVFA-14です）。

右の写真は部隊の記章です。人気キャラの"Felix the Cat"（日本でも「フィリックス」としてよく知られています）を使用しているため、ファンにもとても人気のある飛行隊です。

部隊のニックネームは「トムキャッターズ（Tomcatters）」で、コールサインは「フィリックス（Felix）」です。

2006年9月23日に、現在のVFA-31という名称になっています（再編成）。これは、機種転換によって部隊の性格が変わったためです。それまではVF-31（Fighter Squadron 31）で、使用機種はF-14Dでした。これが F/A-18Eスーパーホーネットに変更され、部隊の運用上の性格が変わったため、「Fighter Squadron」から「Strike Fighter Squadron」となったわけです。

ちなみにかつての使用機種「F-14D」の愛称は「トムキャット」でした。部隊のニックネームが「トムキャッターズ」ですから、F-14には相当な思い入れがあったものと思います。実際、F-14からF/A-18への機種転換は、このVF-31がいちばん最後でした。最後までF-14tomcatを使い続けた部隊がトムキャッターズっていうのも、アメリカ海軍という組織が規律だけじゃない人間味を感じさせる一面でもありますね。

VF-31は、1981年6月4日にそれまでのF-4JファントムからF-14Aトムキャットに機種変更を行っています。TARPSの運用も同時に始まっていますので、TARPSトムキャットのパッチはいつ付けていてもおかしくない、ということになりますね。1992年にはF-14D Super Tomcatに機種を変えています。

1994年2月17日～1994年8月17日　CVN-70 USS CARL VINSON（Operation Southern Watch、Operation Desert Strike）

1996年3月14日～1996年11月14日　CVN-70 USS CARL VINSON（Rugged Nautilus、Operation Southern Watch、Operation Desert Strike）

1998年6月11日～1998年12月11日　CVN-72 USS ABRAHAM LINCOLN（Operation Southern Watch）

2000年8月17日～2001年2月12日　CVN-72 USS ABRAHAM LINCOLN（Operation Southern Watch）

2002年7月20日～2003年5月5日　CVN-72 USS ABRAHAM LINCOLN（Operation Enduring Freedom、Operation Iraqi Freedom）

2004年5月24日～2004年11月1日　CVN-74 USS JOHN C. STENNIS（RIMPAC 2004、Summer Pulse 2004）

2005年9月1日～2006年3月11日　CVN-71 USS THEODORE ROOSEVELT（Operation Iraqi Freedom）

2008年9月8日～2009年4月18日　CVN-71 USS THEODORE ROOSEVELT（Operation Enduring Freedom、Aman '09）

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