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米海軍航空部隊の編成

空母航空団の編成

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機種転換飛行隊（Fleet Replacement Squadron ：FRS）は、文字通り現在の搭乗機種ではない別の機種に搭乗するための訓練を行う飛行隊です。

例えば自動車の免許があれば、軽自動車からトレーラーやＦ－１マシンまで、なんでもすぐに乗りこなせる、というわけじゃないですよね。

1999年1月にVA-122が編成され、アメリカ海軍の中で最も早くF/A-18E/Fスーパーホーネット運用飛行隊となりました。1991年3月に解散したVA-122の流れを汲む飛行隊なのですが、公式には後継飛行隊としては認められていません。

下で紹介するVFA-125を2010年10月1日に統合しました。これは管理コストを下げるだけではなく、F/A-18レガシーホーネットが段階的に廃止されることを受けてF-35 Lightning II訓練飛行隊として生まれ変わることを前提としたものだそうです。

6週おきに、8名～12名のパイロットが9ヶ月の訓練コースに訪れます。

VFA-122 Official U.S. Navy Web Site

1958年4月11日にVA-26からVA-125が再編成され、VFA-125になったのは1980年11月13日です。残念ながら2010年10月1日で廃止されてしまいました。航空機と人員はそのままVFA-122に引き継がれています（近いうちにF-35 Lightning IIの訓練飛行隊として再編成される予定です）。

その性質上、アメリカ海軍の中で最も早くF/A-18運用飛行隊となりました（1980年11月13日）。1981年4月に最初の機体が到着し、1985年3月にはF/A-18運用で30,000時間の無事故フライトを達成しています。その後、1995年には50,000時間、1996年5月には70,000時間、1996年12月には80,000時間、1997年6月には90,000時間、そして1998年1月には100,000時間の無事故フライトを達成しています。

VFA-125 Official U.S. Navy Web Site

1984年4月27日に編成され、翌年の1985年10月7日から実質的な訓練活動を行っています。1987年10月から12月にかけてF/A-18C/Dを受領し、1999年夏にセシルフィールドからオシアナに移動しました。2004年にはF/A-18E/Fスーパーホーネットを受領しています。

右の写真は部隊の記章です。グラディエーターというニックネームからも分かるように、剣闘士のカブト（冑ですね）がデザインされています。

２種類を掲載しているのにはちょっとした理由があります。

上にあるのはF/A-18E/Fスーパーホーネットを担当しているセクション用の記章で、下にあるのは、F/A-18A/Cホーネットを担当しているセクション用の記章です。相互に利用できる部品がほとんどない、といわれるほど別物なので、訓練プログラムもそれぞれに存在します。

F/A-18A/Cホーネット用の記章は、機体正面図が配置されています。スーパーホーネットの登場によって「これまでのホーネット」という意味合いでF/A-18A/Cを「レガシーホーネット」と呼ばれることもあります。

ちなみに、F/A-18E/Fスーパーホーネットは「ライノ（Rhino）」と呼ばれることが多いです。ライノとは、動物の「サイ」のことです。機首のところにFFIアンテナというものがありまして、これのカバーがポコッと出っ張っています。ちょうどサイの角みたい、ということが名前の由来です。

VFA-106 Official U.S. Navy Web Site

1952年5月1日に編成された歴史の古い飛行隊です。1976年1月にF-14が導入され、6月からはVF-41とVF-84のF-4からF-14への機種転換訓練が始まっています。そしてF/A-18の導入によってF-14の運用が減少する中、2005年9月30日に解散しています。

1994年にVF-124が解散してから2005年まで、F-14の唯一の機種転換飛行隊となりました。

部隊が解散しているため、公式サイトはありません

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